今月の園だより
9月の主題

- 0歳児:あそぼう 1・2歳児:やってみる

- 満3歳児、3歳児:おもしろいね 4,5歳児:いっしょに


ねらい

- 0歳児
- ・保育者の祈りやさんびかを歌う姿を通して神さまを感じる。
- ・のびのびと過ごす中で、自分のお気に入りを見つける。
- ・空や雲、虫の声などの秋の訪れを保育者とともに感じる。
- (保)子どもの活動範囲や遊びを見て、安全に遊べる環境を見直す
- 1.2歳児
- ・神さまのお話を聞き、親しみをもつ。
- ・友だちの存在に気づき、やってみたくなることが増える。
- ・空や雲、虫の音に気づき、興味をもつ。
- (保)一人ひとりの育ちを見つめ直し、それぞれに必要な関わりを保育者間で共有する。

- 満3歳児、3歳児
- ・保育者と一緒に絵本や絵画、また聖書を通してイエスさまの話を聞くことに親しむ
- ・夏の経験から「おもしろそう」「やってみたい」思いが芽生え、友だちの真似をすることや保育者や友だちと助けあって遊ぶ
- ・虫の声や園庭の自然の変化から季節の移ろいを感じ、驚きや感動を保育者とともにことばで表す
- (保)うまくできなくても、もう一回やってみようと繰り返せることやじっくり楽しめるように関わる
- 4,5歳児
- ・礼拝の中で神さまとのつながりを感じ、祈りや賛美の喜びを分かち合い、心が満たされる
- ・友だちと思いを出し合い、力を合わせて活動や遊びを進め、イメージを広げていくことを楽しむ
- ・夏から秋へと移り変わる自然の中で心を開放し、戸外で体を十分に動かす心地よさと躍動感を楽しむ
- (保)子ども一人ひとりの興味関心や友だちとの関係を把握し、育ちを深く捉え、必要な援助を行う
9月の聖句
見失った羊をみつけたので、一緒に喜んでください
ルカによる福音書15章6節
9月の讃美歌
ちいさいときから
8月の乳児部さんのおたよりに「平和とアメリカ人形」のお話をかきましたが、9月も再び平和についてです。
新潟日報で新潟の人が次のように書いておられました。
「(戦争に行った)父に何人、人を殺したの?」と聞くと「10人くらいかな?」と困ったように話しました。何気なく聞いたことだったが父としてはとてもつらい思い出だったようです・・」
詩人のバーナードさんは戦争は宣戦布告として始まるものではなく、みんながある大きな「ことばのうねり」に載せられてしまって、ついはめられてしまうことから、始まるもので、戦時中の詩人の集団が戦争礼賛の詩をたくさん作っていたのが皆さんいやいや書かされた感じではなく、自らが積極的に書いていた感覚があるとのこと。
詩人といえども、そういう「大きなうねり」に乗せられてしまったのではないかとのこと。
そういうもので最もたるものがデマかもしれません。
関東大震災で多くの朝鮮人が殺害されたという「その時、何が起きたのか 関東大震災から103年加害の歴史を考える」という話を終戦記念日の講演会で聞きました。
新潟においても新聞で流言報道が流され、新潟の柿崎町で『東京では朝鮮人が飲料水の井戸に毒物(真偽不明)を投げ入れ、人心を攪乱した罪により朝鮮人狩りの行動を決行しそれが各地方へ逃走して来たとの風聞が流れ、柿崎警察署も各部落の自警団と連携をとり、松林等を捜索したが遂に一人も発見出来なかった。』など多くの噂が流れ全国各地で何千人もの命が奪われたとのことです。なかには「憲兵隊がピストルをドカンドカンと打ち込んで『朝鮮人が井戸の中に薬物を投げた。かようなる朝鮮人は見たら殺せ』と避難民に命令しました。扇動したのは憲兵隊です。それでみんなが、いきりたって朝鮮の方々が田んぼの畦道で・・・・。本当に見ていられませんでした。畦道に死体がずらっと並べられているのを見ました。殺された朝鮮人は普段からよく顔を合わせていたので知っていました。・・・」と墨田地域での流言拡大例も資料に載っていました。
これらの資料を作ってくださり講演したのは「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」の西崎雅夫さんという方です。ようやく埋められているご遺体を取り出して追悼する事が始まったとの事でした。
松本サリン事件の時我が家の隣のおばさんが「どこで誰かに殺虫剤をまかれるかもわからないから、外に出ないようにしているんだ!」と言っていたのを思い出しました。誰かが殺虫剤をまいて回るという流言が流れていたのを真に受けて心配していたようです。現代の方がもっとデマはSNSでの浸透が速いかもしれません。
ジャーナリストの大越さんが書いておられました。「私たち一人ひとりが平和の行く末をしっかり見守っていかなければいけないでしょう」
今年は例年以上に「平和の大切さ」を噛みしめました。
園長 小林恵子

